手取り16~17万ぐらいの貧乏人。新NISAの年間枠>額面年収
そんなありきたりな社会の下の方に存在する投資家。

2024/01/01資産公開 @21sotu2

資産開示します

開示範囲は証券口座の中身
個別株は端数株保有が多数あり、開示が面倒なので省略

 

  2024/01/01
現金 ¥4,137,377
現物 ¥566,902
投信 ¥54,831
つみたてNISA ¥969,523
NISA現物 ¥0
NISA投信 ¥0
(資産総額) ¥5,728,633
   
入金額 *1">¥5,728,633

これまでの合計入金額はある程度覚えてはいるものの確信があるというわけではないので、去年末時点の金額を入金額として取り扱います。

 

その他の開示は希望があれば考えます。

*1:R[-8]C[0]:R[-3]C[0]

高配当指数算出開始の告知

21卒高配当指数 算出開始のお知らせ

目的としては自身のPF点検用

指数の詳細は下記の通り
・40銘柄
時価総額加重平均
TOPIXの平均利回り2.11%を上回る銘柄を採用
・現時点の利回り3.55%

セクター コード 銘柄
その他金融 8697 JPX(日本取引所)
機械 6326 クボタ
その他製品 7846 パイロット
繊維製品 3402 東レ
倉庫・運輸関連 9301 三菱倉庫
卸売 8001 伊藤忠商事
非鉄金属 5802 住友電工
食料品 2269 明治HD
情報・通信 9432 NTT(日本電信電話
硝子・土石製品 5333 日本硝子
海運 9101 日本郵船
その他金融 8566 リコーリース
不動産 3289 東急不動産HD
卸売 8058 三菱商事
情報・通信 9433 KDDI
その他金融 7164 国保
卸売 8031 三井物産
建設 1925 大和ハウス工業
銀行 8306 三菱UFJ
ゴム製品 5108 ブリヂストン
保険 8766 東京海上HD
不動産 8804 東京建物
その他金融 8591 オリックス
化学 4188 三菱ケミカルG
建設 1928 積水ハウス
卸売 8098 稲畑産業
輸送用機器 7272 ヤマハ発動機
鉱業 1605 INPEX
機械 6301 小松製作所
その他金融 8593 三菱HCC
銀行 8316 三井住友FG
電力・ガス 9513 Jパワー(電源開発
輸送用機器 7267 本田技研工業
サービス 6178 日本郵政
海運 9104 商船三井
保険 8725 MS&AD
保険 8630 SOMPO HD
化学 4041 日本曹達
化学 4042 東ソー
鉄鋼 5401 日本製鉄
食料品 2914 JT(日本たばこ産業)

 

採用銘柄の中で最低利回りはJPXの2.11%
圧倒的高値感が否めないですが、その辺は致し方ないとして採用。

 

構成比としては下記の通り。

銘柄 現構成比
NTT(日本電信電話 10.39%
三菱UFJ 9.96%
KDDI 6.88%
三菱商事 6.47%
三井住友FG 6.13%
伊藤忠商事 6.09%
三井物産 5.37%
本田技研工業 5.31%
JT(日本たばこ産業) 4.86%
東京海上HD 4.71%
日本郵政 2.90%
ブリヂストン 2.78%
小松製作所 2.39%
オリックス 2.18%
日本製鉄 2.04%
MS&AD 1.98%
大和ハウス工業 1.88%
INPEX 1.76%
クボタ 1.66%
SOMPO HD 1.52%
日本郵船 1.49%
積水ハウス 1.38%
商船三井 1.09%
JPX(日本取引所) 1.05%
住友電工 0.95%
三菱HCC 0.93%
ヤマハ発動機 0.88%
三菱ケミカルG 0.87%
東レ 0.80%
明治HD 0.65%
東急不動産HD 0.43%
東ソー 0.39%
日本硝子 0.35%
東京建物 0.29%
Jパワー(電源開発 0.28%
国保 0.24%
三菱倉庫 0.23%
パイロット 0.12%
稲畑産業 0.12%
日本曹達 0.10%
リコーリース 0.10%

時価総額加重平均を採用している関係でNTTがトップ。
最初はトヨタを採用するつもりでしたが、時価総額が大きすぎて断念。

セクターをグラフ化するとこんな感。
卸売は商社の影響が強い。

 

 

各セクター20%未満のスタートでそこまで極端な偏りはなし。

 

採用銘柄談

採用銘柄は一部私の好みが含まれているものの、基本的には有名どころが大部分を構成。
SBIや野村が運用している高配当投信との差異は現利回り主義ではなく、持続的に安定的な配当を出せるところが中心という点。
景気敏感株も採用しているため、非減配のみで構成されているわけではないですが、それでも業界の優位性等で、中長期的には配当と成長の両方を期待できるのではないかと考えています。

 

新NISAの投資先論争

新NISAの投資先論争

新NISA開始までいよいよあと10日程度となった今も、私たちTwitter民を含めた様々な人たちが投資先について論じている。
そして悲しいことに「日本株に投資しよう!」という声はほとんどなく、私自身もPFの支配率1位が日本株であっても、別に日本株投資を推奨する気はない。

結局どこに投資するのが良いのか

投資の世界に正解なんてものは結果論であって、事前に導きだせるものではない。
そもそも時間軸や許容リスク等によって正解は様々な形に変化するので、そもそもほとんど意味のない論争であることは明らかである。

証券の歴史

私たちは投資を行ううえで判断を行わなければならない。投資は自己責任であり、いくら国が道を整備しようが、その道を使用リスクは私たち自身が追わねばならないものである。
それなら私たちは”何が最善の選択肢であるか”を探求することになる。

個人的には資本主義が提供するマーケットの歴史は非常に浅いものだと認識している。
歴史についてはそこまで詳しくないが、現代に続く証券取引の起源はオランダの「アムステルダム証券取引所」だと認識している。設立はきっかけとなった東インド会社と同じ1602年なため、約421年の歴史ということになる。
言い方によってはたかが400年程度の歴史しかないのが証券の歴史しかないのである。
そしてTwitter民大好きアメリカのニューヨーク証券に至っては設立が1817年なため、更に短く、たがたが200年程度の歴史しかない。

最善の判断とは

繰り返しになるが、証券の歴史は浅い。更には様々な感情を持って動く生き物であり、過去が〇〇だから、将来はこうなる的な話はあんまり意味がないものだと常々思っている。

特に利回り4~8%みたいな資産で20年後には〇〇万円になっている!みたいなツイートを視界に入れる度に草を生やさずにはいられない。

とはいえ、現金という投資選択はあまり賢い選択肢ではないというのがこの数百年の傾向である。
実際、政府が金を刷れば既存の紙幣価値は薄れる運命にあり、資産を擦り減らす結果に繋がる。よって私たちが取らなければならない選択は”インフレ”に負けな資産の確保にある。

そのインフレに負けない資産とは何かを考えた時、それは株式投資という話に繋がり、私たちは価値のある株式への投資を行う必要が出てくる。

判断基準

色々言葉を並べてみたものの、結局どこに何の投資を行うかという話になる。
個人的な理想論で言えば、比較的リターンがコントロールしやすく、ライフプランに沿った投資が行いやすい生債券こそが最強だと考えている物の、日本国内で小ロットかつ低コストで効率的な債券を入手する方法は無いに等しい。

債券は一口が100万以上というのが別に珍しい話ではないし、小ロットで提供されている商品については売買コストが高く付く。
そもそも日本国内で一般的な個人が購入可能な円建て債券は利回りが1%程度が中心であり、銀行預金よりはマシという程度にすぎない。
日本10年債の利回り水準が記録的な水準にあってもなおこの程度であるため、結局は株式投資という結論に至る。

ではどこに投資するのかという話になると、いつも出てくるのはアメリカか全世界かである。
過去200年を踏まえるとアメリカに集中投資をするのがベストに見えるが、今後50年の投資を考えた時に、200年程度の歴史ではやっぱり浅い気がしてならない。

こちらはみんな大好き神7の影響が強いNASDAQチャートである。

https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-NDX/

これを見てわかる通り、みんなが想像する綺麗なNASDAQは2009年からの14年間の話でITバブルに乗せられて高値つかみをしていたら、取り返すのにそもそも10年くらいかかる惨事になる。

ただの期間の切り取り方次第ではあるが、今後10年の予想チャートは過去のチャートを見たところで正確に描けるものでもないので、結局は様々なデータが示す期待値をどの程度私たちが信じるかにかかっている。

そこである程度のリターン期待値と分散を考慮したときの筆頭候補がSPX(S&P50)とMSCI ACWI(オルカン)という話になってくる。
※なお、指数買いをするより、指数算出会社を買うのが正解だったという話は禁止カードである

そもそも長期投資とは何かを振り返る

長期投資とは期待値がプラスになるサイコロを何回も振り続けることで、最終的にプラスで着地することが目的の投資方法であることを忘れてはいけない。

https://www.gpif.go.jp/gpif/long-term-investment.html

GPIFのデータが示すように短期投資は分散されていても元本割れはそこまで珍しい話ではない。

https://www.gpif.go.jp/gpif/long-term-investment.html

株式はインフレに強い商品であり、世界はインフレしていくのだから、株式を長期間保有することが正というのはこの辺のデータを眺めていればなんとなくそんな結論になってくることだろう。

では、元の話に戻って、米株と全世界株どっちが正解なのかという話である。

過去、といっても先月の私は以下のような投資論について言及している。

stock-21sotu.hatenablog.com

内容について簡単にまとめると「教科書通りの平均点投資をしたいならオルカンだけを買っておけ」である。サテライト投資については否定しないものの、結局それは選択と集中であり、教科書的な投資から外れることになる。という内容である。

そもそも米株もNASDAQ100ではなくS&P500の方で語られるのかと聞かれたら、純粋に分散力の違いである。

もちろん、S&P500とオルカンの違いも分散力の違いでしかない。
より正確な選択と集中ができればリターンは当然大きくなる。分散投資はその伸びる株を抑えつつ、無難な成績を目指すための指数であり商品だと私は考えている。

よって、米株と全世界株どっちが正解なのかという問いは、米株という選択と集中を行うのが適切か否かという問いであるということになる。

具体的な商品としては信託報酬や販売元の信頼性を考慮して

・三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
みたいな選択肢になる。

全部同じ会社だが、コストを考えたら他の選択肢はSBIと楽天ぐらいになる。

試される信仰心

結局ここまでくると、投資先に対する信仰心がモノを言うようになる。
個人的には今後50年以上にわたってアメリカが戦勝国であり続け、ドルが基軸通貨として君臨し続けることを確信できないためオルカン派であるが、第二次世界大戦以降、日本人の魂に刻み込まれた親米魂とアメリカというキングを信じるのであれば米株ということになる。

私はアメリカに実際行ってみて、勝者であることを疑わないヤンキースピリットを実際に見てきた結果、正直信じることができなくなったため、教科書に従ってオルカンを選択することにしている。

 

もちろん外債投信とか、来年登場するSBI・V・米国高配当株式インデックス(年 4 回決算型)とか様々な選択肢があるが、若さと言う武器を活かすのであれば、素直にS&P500かオルカンだと思っている。

「金利のある世界線の日本」

金利があったかつての日本

※本記事は主にみずほリポートの【「金利のある世界」への日本経済の適応力】について言及する記事です。

はじめに : 「金利のあった日本」を振り返る

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2023/pdf/report231121.pdf

結論から言えば、金利がある世界でも株価は普通に上がります。

むしろ、利下げを行わなければならないタイミングこそ株価が下がる
わかりやすい例で言うとリーマンショックとかがそれに該当しますね。

過去の日本においても金利があっても株価は上がっていた歴史があります。

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2023/pdf/report231121.pdf

金利がある時代の到来・・・

もちろん利上げ開始時は”懸念”により株価は軟調になることが想定されますが、それは基本的に銀行株以外の話になることが想定されます。

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2023/pdf/report231121.pdf

日本の銀行は長年の定期金利環境において、利鞘以外での収益力を十分に強化し、順当に成長を続け最高値更新には苦しむも、直近10年ぐらいでみれば配当利回りも十分に上がっており、現水準でも利回りが3%程度ある。

三菱UFJのPBRは概ね0.83倍程で上昇しており、過去10年のPBR0.6倍前後時代の印象が強い私としては割高感を強く感じているものの、実際はそんなことはない

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2023/pdf/report231121.pdf

みずほは3年ぐらいかけて政策金利が2.75%まで上昇して、長期金利においては3.5%まで上昇すると見込んでいます。
正直なところで言えば、政策金利2.75%の妥当性が理解できていないため、実現性も計ることができないが、金利上昇は銀行株にとっては純粋な追い風になる。

買うべき株

とりあえず今言えることは、本当に日本に金利がある世界線が実現するのであれば、個人に人気のリース株や、資産家に人気な不動産にとっては苦しい時代が来る
総合商社もインフレが緩やかになれば苦しくなる展開が想定される。

なら買うべき株は何かと問われたら純粋に銀行株を推すことになる。
海運、資源、半導体と、投資の世界は複雑怪奇でありつつも、大いなる流れ自体は単純な話だったりする

ということで、現在の三菱UFJを振り返ると
PBR改善ブームや円安バフによる日経買いの影響が強く、すっかり割安感の消えた三菱UFJですが、利回り水準で見ると2018~2022が異様だっただけで、現在の3.2%は別に悪い数字ではない。

どこまでリバれるかと問われると何とも言えないですが、それでも現行の倍である株価2700円(PBR 1.6)は目指せるのではないかと思ってたりする。

今のJPMがPBR1.55倍だし、それぐらいはいけるでしょって思っているものの、根拠はほとんどない。

ただ、利上げで相場が軟調になる事を踏まえて、確実性の高い投資先となると
やっぱり銀行株という結論に至るので、メリケンが利下げをするのが早いか、日銀が利上げするのが早いか注目している。

実際、銀行株は今買っても問題ないでしょうけど、利上げ確定時に買っても遅すぎるということは無いと思う。

 

 

 

株には寿命があるという話

株は、というより、企業には寿命がある。

AGCとかみたいに事業PF変換に成功して長続きする企業も日本だと沢山あるが、基本的には寿命があると思っておいた方がいい。

任天堂みたいに花札からゲーム開発へ。
ヤマハみたいに楽器やプロペラ作成からマリン事業へ。

みたいな感じで倒産を回避しても、ガチホし始めた理由にもよりますが
「〇〇のシェアが世界一位であり、今後も需要があるためガチホ!」みたいな感じで買っているとしたら、当時の想定から外れているので、戦略の見直しと継続保有の判断が確実に迫らる。

創業一家を信じて買うみたいな珍しい理由で買っているなら話は変わりますが、基本的には会社の事業を見て株を買っているはず。

つまり、その事業や関連する市場に変化があれば、必ず自分のPFの見直しを行わなければならない。

それをサボるのであれば個別株を買うのはやめた方がいい

 

握力信仰

Twitterには下記のような握力信仰がそこそこ強い存在感を発揮していますが、配当を源泉たる事業内容を踏まえた判断を行わないのであれば、やってることは競馬やパチンコとぶっちゃけ大差がない。

 

例えばの話をすると $TSLA が上場したのが2010年とピーク時の2021年末と比較すると株価は脅威の300倍超。
一方、現在2023年11月ではピーク時からマイナス45%程で、上場比174倍ぐらい。

テスラの株価

切り取る時間軸によっては長期投資なんてものは何の意味もなさないという点は常に留意しておく必要がある。

オルカン+α論についての雑談の記事で下記のように記述したが、

「教科書通りの平均点投資をしたいならオルカンだけを買っておけ」

これも結局は偏りを生むことはリスクの拡大であるという思想に基づいているため。

文字通り世界中に分散投資をするオルカンのバランスをメタバースやらバイオやらで歪める場合、その歪んだ分だけパフォーマンスに影響を及ぼす。
上振れれば全て結果ヨシ、として笑い話にできるが、衰退サイクルにハマったりしたら泣き話になってしまう。

投資をするなら常に「時間軸」と「リスク許容度」について留意したい。
また、独自性を求めるのであれば、それに伴うリスクをしっかりと把握したい。

 

日本の配当貴族銘柄として花王を万歳で高値キャッチをしているとしたら、投資判断基準を改めて考え直すといいのかもしれない。

花王(株)【4452】

まぁ、花王も10年ホールドなら含み益がまだそれなりにあって、配当分の益があるので、まだまだ余裕なはずですが。

 

私は私自身を結構な配当信仰者だと思っているのですが、EPSの成長が無い銘柄の配当銘柄は好みじゃないです。
具体的にどういう銘柄が好みじゃないかと言うとENEOS(5020)

IRBANKより引用

ENEOSは単元価格が安いのもあって配当銘柄として謎の人気を誇っていますが、私は正直魅力を全く感じない。
加えて下記の買収があまりにも下手くそ感あって、それ以降ENEOSに対して余計に心象が悪かったりする。

ENEOSが再生エネ新興買収 2000億円、石油依存転換 - 日本経済新聞

あとは個人投資家に人気なJT(2914)はたばこ産業自体への信頼感が無いため好みではないが、ENEOS程ダメと言うわけでもない。

IRBANKより引用

業績自体も別にクソ株というわけではない。
好みじゃないポイントとしては配当性向が既に75%で、ここからの大幅増配があまり望めない点。
現利回り納得して買うのであればいいですが、長期視点だと旨味があまりなくて微妙。

IRBANKより引用

何はともあれ、個別株投資は難しい。

 

 

 

バフェット爺さん、株を売る

【悲報】バフェット爺さん、株を1兆円分売却する

ウォーレン・バフェット氏とバークシャー・ハサウェイのPFが更新されたとこで大量売却が判明した。

市場は買い目線である一方、バフェット爺さんは株を売る。

バフェット爺さんの動きはタイムラグがあるため、今週に入って変わりつつある市場の風潮変化に沿った動きというわけではないですが、現金を多めに持っているという情報は少し前から話題になっている。

売却した主要銘柄は$GM $JNJ $PG $CE
車、医療、個人用品、化学とジャンルの幅は広い

記事を書いている途中で日経の記事も発刊したので載せておく。

リーガルトラブルでやらかし疑惑が出たりしたバフェット爺さんですが、日本国内だと5大商社の流れを作って、爺さんがぼろ儲けした記憶に新しい。

神様の投資に追従するか、市場の一般参加者の流れに従うか問われる、そんな状態がいつのまにか始まっていた。
個人的には先日と変わらず、現状下目線になる材料が乏しく、万歳買いはダメでも、買いのオッズ自体はそこまで悪くないように思っている

実際16日に日経平均は高値圏での攻防を維持した。

f:id:stock_21sotu:20231116155405j:image

日本株に関しては相変わらず海外からの買いが無いと、国内勢が高値圏で総売りに動くので、明確な高値圏突破は難しいという悲しい現実があるものの、そこまで悲観するような状況でもない。
※ここで言う悲観とは日経3万円割れたりするような状態

投資判断

ただ、バフェット爺さんがディフェンシブ寄りの銘柄も売っているのは気掛かりではあり、日本商社株も換金売りをある程度警戒する必要が出てくる。
まぁ、新たに社債発行して円を調達するぐらいなので、バフェット爺さん的に日本株はまだ買える水準なのかもしれませんが。

中期目線を楽観から中立に調整する必要が出てきているかもしれない

そもそも利下げ、景気減速、株価軟調はほぼ確定事項ではあるので、下手に株に突っ込まず、ボラの大きい米国長期債を安値で払っては経済指数パチンコを上手いことやる方がいいのかもしれない。

私個人は、直近で言えば先週買った米国長期債を全て15日に売り抜いており、16日買い無し。
もう少し金利が上がったら買うか再検討という流れで動いてる。

ただ、100万円ぐらい突っ込んでガチャガチャする分にはまだいいですが、来年の新NISAのために現金はあまり減らしたくないジレンマがあるので、慎重かつ大胆(?)な資金回しが要求される。

 

新NISAポジトーク

新NISA用のつみたて変更が楽天は今週から、SBIは来週からできるようになるとか。
ちなみに私はつみたて枠として下記を設定する予定

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
金額は10万円分

残念ながらSBIはクレカで月5万までという設定から変わらず、という状態なため
クレカ5万、証券口座から5万の計10万円となりそう。

入金額は証券口座に入金を行わない限り、月5万が維持されそうだ。

仮に月10万円いける場合[三井住友カード プラチナプリファード]があまりにも強すぎるカードとなってしまうため、実現の期待値はあまり高く設定していない。

ちなみに、過去の記事に何回かAmazonアフィリエイトを貼っていますが、リンクのクリック回数が5件もあり、感動している。
※なお、収益は購入に至っていないため、0円。
Amazonから買い物をするときに私が掲載しているリンクから飛んで買いものをすると、私への投げ銭になるっぽいので、Amazonで買い物予定がある人は是非下記のリンクから買い物をしてほしい・・・

 

減速するインフレ

予想通り弱いCPIが公開されて米国債利回りは低下、株は持たざるリスクが意識され上げ⤴️の方向で動く。

この動き自体は先週から期待した通りのものとなり、パウエルのポジトークにより、一時資産を毀損するものの、最終的には+1.7万円程(税引前)となった。
売り抜け方が上手ければもう1万円近く上乗せできただけに勿体ない感もありますが、予想通りの動きで約1週間で残業時間10時間分稼げたと思えばそんなに悪くはない。

$MSFT は先週史上最高値を更新
$META や $AMZN 等も年初来高値圏推移と全体的に上向きの動き

これが年末ラリーかと聞かれると「どうなんだ?」と疑問符が付きますが、

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11/14は小型株指数ラッセル2000が+5.4%となかなかに強い上昇を見せているのが現実。
対SP500指数で比較した時、パフォーマンスは過去最高峰の水準でアウトパフォームしており、強い買い戻し需要を感じるような動き。
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結果だけを見ると、市場は今年7月の利上げが最後だと確信したことによる安心買い
来年の利下げを4回程度織り込んでいるため、楽観的になりすぎている感もあり、個人的には利下げ期待剥奪を懸念

長期国債の利回り低下は予想通りで、先週から望んでいた結果を得られたので満足しているものの、手放しで保有分を放置できるほどではない。 
とはいえ、経済の失速や利下げの延期を観測できるまでは時間がかかりしばらくは比較的買いが入りやすい相場になると思われる

買いが入りやすいというか、持たざるリスクがどの程の意識されてくるかが重要になってくる。
私自身は中期視点でのリスクを意識しているものの、目先は間違いなく「買い」。実際その動きが現れたのが14日の強い上昇。

今までの大型主導と違い、小型にも買いが入っているため、株式全体への資産流入に期待が持てる。

Fedの“Higher for Longer”を信じて買えてない人がどれだけいるのか、というのが目先の上げ注目ポイント。
既に“Higher”は亡くなったため、今後は“Longer”がどの程度続くのかが焦点となってくるため、Fedの“Higher”がまだ続くかもしれないと思っていた投資家達は買い戻しを焦る事になる。

また、来年に100bpsの利下げを織り込んでいるのはスピード違反感が否めないが、少し前からヘッジファンドが大量にショートポジションを積んでいた事は有名であり、大いなる流れに従っていた投資家たちは、結果として「持たざるリスク」突きつけられている。

買えてない人がどれくらいいるのか、というのを推測する事は困難ですが、少なくともヘッジファンドは“Higher”が亡くなった今、買い戻しの選択を突きつけられている事は推測できる。

下値には買えていなかった個人が待っているような状態である事も考えられるため、経済指標の遅延も相待って、下値を叩きにくい雰囲気に移行しつつあると言える。

私は長期視点では、米国債利回り⤵️、米国株⤴️、しばらくして経済失速懸念で株軟調
という動きを想定している。
セオリー通り、米国債利回りがもう少し大きく下がる方が先だと予想しているが、予想の精度は今の所は別に高くはない。単なる私のポジトークである。

 

 

下記のリンクからAmazonで買い物をしてくれると、私が感動します。
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