#21卒高配当指数 定点観測
分析
日経平均がバブル後最高値、TOPIXも史上最高値に追従する明るさ。
年初来+15.9%は間違いなく凄まじい数値であり、実際TOPIXは同期間中+14%程度であり、この指数のパフォーマンスの高さがよくわかる。
ちなみに、同期間の日経平均は+16.7%程度とこの指数を更に上回るパフォーマンスとなっていますが、あちらは半導体比率がこちらの数十倍なため、むしろ意外と差が無いと考えるべきかもしれない。
本指数のワーストは[東レ(3402)]でベストは[三菱商事(8058)]。
マイナス圏は3銘柄でその他38銘柄はプラス。
特に三菱商事は年初来+40%という意味の分からない数値で、構成比が6.47%→9.13%というとんでも成長。
その他も順当に買われ、割安感がそもそもなかったバリュー株が更に割安ではなくなったという印象を受ける。
特に損保株は政策保有株の売りの流れに追い風が発生し株も一段高となっている。
本指数は損保株の比率が大きいわけではないですが、指数の牽引に大きな貢献を観測した。
ライバルの様子
明確なライバルというわけでありませんが、似た設計思想の野村の日本好配当株投信をあらためて観測。
前月時点では5.5%で今月時点では10.5%と21卒高配当指数指数に大きく劣後している。
純粋に買われやすい好配当と利回りが低くても良しとする野村好配当の差が良く表れてきている・・・のかもしれない。
あとがき
タイミングを計って売買するのはやっぱりとても難しいものです。
現金比率の高いmyPFは完全にこの指数に対してパフォーマンスが劣後しており、相場の力で損はしていないものの、利も大きくなく苦しい展開が続いています。
とりあえずは自分の経験と勘と分析を信じて市場からドロップアウトしないように努めます。
個人成績や今後の戦略については資産開示記事にて色々と書きます。